格安シムを利用して毎月のスマホ代を下げようとする場合、その格安シムで使うシムカードに適応したスマホ本体を用意する必要があります。
スマホを準備する方法としては幾つかあり、その人の状況によって選択する事が可能です。
その中でも代表的なケースが各MVNO事業者が料金プランとセットで販売しているシムフリースマホにMNPで乗り換える方法で、現在では様々なシムフリースマホが出回っています。
シムフリースマホの市場規模=格安スマホの市場規模
以前は格安スマホというと、アイフォンやソニーのXperiaなど高級スマホと比べて、低スペックな海外製スマホ端末を指していましたが、現在では格安シムとセットで販売されているシムフリースマホ端末を総称して「格安スマホ」とよばれているケースが多いです。
つまり現在の国内のシムフリースマートフォンの市場規模は急速に拡大する格安シムに付随する格安スマホの市場規模と言うことが出来るかと考えます。
シムフリースマホの出荷台数2015年上期(4月~9月)
株式会社MM総研の調査では2015年上期のシムフリースマホの出荷台数は66.8万台でスマートフォン全体の出荷台数に占める割合は5%とのことです。
SIMフリースマートフォンを含む携帯電話端末総出荷台数は1,704.8万台となった。スマートフォン全体出荷台数1,328.8万台に占めるSIMフリー出荷台数比率は5.0%となった。2015年度通期のスマートフォン合計出荷台数は2,895万台と予測。うちSIMフリー出荷は135万台となり、SIMフリー比率は4.7%になると予測する。
参考
格安スマホの出荷台数は今後も増加する
現時点では5%前後とスマートフォン全体の出荷台数における割合は少ないものの、引き続き格安シムの利用者拡大に併せて格安スマホの出荷台数も増加することが考えられます。
毎月のスマホ代に8,000円近い料金を支払う事に高いと感じて格安シムに切り替えたいと考える人は多いものの、これまではどの通信プランを選択すればよいのかわからなかったり、格安シムで使えるスマホの入手方法がわからないという場合が多かったかと思います。
早くから格安シムを利用している人は、端末セットのシムフリースマホではなくキャリアの白ロム(ドコモ、au)に格安シムを挿して利用しているケースが多いのではないかと考えます。
初めて格安シムを利用する場合は端末とセットで販売している格安スマホへのMNPが一番スピーディーで設定なども既に完了している場合がありおススメできます。
ただ経済的な面や、今後の希少性などを踏まえると管理人的には電池パックが交換できるスマホ端末がもっとも格安シムとの相性がいいのではないかと考えています。
通信設定などは、マニュアルに従えば特に難しいことも無く、主要なMVNO事業者であれば専門のカスタマー、テクニカルサポートも存在する為、通常操作が出来る方はこちらもおススメしています。